インスピレーション

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Braun. Design for what matters.

Braun.
Designed for what matters.

ブラウンは、優れたデザインの力で 生活をより良い物にすることができると信じています。100年前も、現在も。

100年にわたって、ブラウンは3つの重要な原理を守ってきました。優れたデザインはシンプル、便利で長持ち設計であることです。今日までブラウンの製品は生活をよりよくすると信じられているために、人々から愛されています。ブラウンの製品は最初のデートの特別なディナーを準備するときや、大切な仕事の面接のために一番のシャツをアイロン掛けする時、家族全員の朝食を作るときなど、生活の大切な場面で、人々が一番信頼する製品として使われています。

発明家の工房からグローバルブランドへ

Braun 1920 - Ingenius

独創的であること。

1920年代初頭、エンジニアであったマックス・ブラウンはフランクフルトに機械組み立ての工房を設立しました。当時拡大しつつあったラジオ放送のための画期的な発明により、1928年に400名の工員を擁する工場を設立しました。
Braun 1940 - Helpful

役に立つ製品であること。

 第二次世界大戦後の時期、ブラウンに日常の生活をシンプルにする新しい製品群が加わりました。最初の電動シェーバーに加え、マルチミックスフードプロセッサーが導入され、家庭用のラインナップをスタートさせました。
Braun 1951 – Visionary

先見性。

マックス・ブラウンが亡くなった後、1950年代初頭にその息子たちが会社を継ぎました。レターヘッドから展示台、健康診断から自然食品のカフェテリアなど、人にフォーカスをあてた会社の風土の土台を確立しました。
Braun 1960 – Less, but better

少なく、しかしより良く。

デザイン界の巨匠であるディーター・ラムスのもとで、バウハウスに刺激を受けたブラウンの新しい機能的な製品は、新しいスタイルの基準となり、国内外の名誉ある賞を受賞しました。ブラウンは世界で名の知られるデザインのブランドとなり、”グッド・デザイン”を大衆に紹介した最初の会社となりました。
Braun 1967 – Innovative

革新的な。

1960年代後半、ブラウンはジレットに買収され、5,700名の従業員を抱える企業となり、これにより新しい市場・流通へのアクセスが可能となりました。投資拡大により会社は革新的な製品群を増やし、コーヒーメーカーや電気アイロンが導入されました。特徴的なドイツデザイン、品質への拘りと製造技術は、安価な普及品とは一線を画したポジションに位置づけられました。
Braun today

現在

2005年にプロクターアンドギャンブルが買収し、ブラウンは世界に24ある消費財のグローバルブランドの一つとなりました。2012年、ブラウンのハウスホールドの製品群はデロンギグループの所有となり、特許や製造設備・従業員の多くが引き継がれることによって、現在でもその独創的なデザイン・機能的な革新や信頼できる品質が提供されています。
Braun KM 3 food processor

ブラウンは、30年以上にわたってKM3フードプロセッサーを製造してきました。


ここでは、1957年のKM3-31モデルを見ることができます。KM3の開発は、ドライブに最適な回転速度を決定するためのテストモデルの構築から始まりました。広範囲にわたる混合と混錬の試行の後、開発チームはドライブユニットを設計しました。KM3の形になると、設計部門はベースプレート、ボウル、ミキシングアーム、モーターベースの様々なモデルを開発し、最初の試作モデルである「ウィスター」が登場するまでテクノロジーと組み合わせました。

ディーター・ラムスによる良いデザイン10ヶ条

元々はブラウンのオフィスの再設計のために建築家とインテリアデザイナーとして雇われたディーター・ラムスは、ブラウンの印象的なデザイン言語を開発し、優れたデザインの10原則を定義した一流のデザイナーの一人になりました。これらは、現在でも通用するデザインマニュアルとなっています。

1 革新的である

イノベーションの可能性は、決して汲み尽くされていない。技術の進歩は常に、革新的な設計のための新しい機会を提供している。

Braun innovative Design – Radio

2 実用をもたらす

製品は使うために購入される。機能だけでなく、心理的にも美的な面においても一定の基準を満たす必要がある。良いデザインは、製品の有用性を際立たせ、それを損なう可能性のあるものをすべて無視する。

Braun useful Design – Citrus Juicer

3 美的である

製品の美しさは有用性の一部である。なぜなら私たちが毎日使う製品は、私たちの個性や幸せに影響を与えるからだ。美しいものは、よく考えられて作られたものだけである。

Braun innovative Design – Radio

4 理解をもたらす

良いデザインは製品の構造を明確にする。さらに、製品自体に語らせることができる。説明の必要がないこと、これがベストだ。

Braun innovative Design – Radio

5 謙虚である

目的を持った製品というものは、道具と似たところがある。それは、装飾的なものでも芸術品でもない。だから、製品のデザインは使う者に自己表現の余地を与えられるよう、中立的であり、主張してはいけない。

Braun Design is unobtrusive.

6 誠実である

製品を実際以上に革新的に、パワフルに、あるいは価値のあるものに見せない。守ることができない約束で消費者を操ろうとしない。

Braun Design is honest.

7 長命である

流行を追うことを避ける。だから決して時代遅れにならない。流行のデザインとは異なり、たとえ現代の使い捨て社会にあっても、長年にわたって生き残る。

Braun Design is long-lasting.

8 最終的にディティールへと帰結する

すべて、思いつきや偶然にゆだねられてはいけない。設計プロセスにおける細部への注意と正確さは、消費者に対する敬意の表れである。

Braun Design is thorough

9 環境への配慮とともにある

デザインは環境の保全に大きく貢献する。製品のライフサイクル全体を通じて資源を大切に扱い、物理的および視覚的な汚染を最小限に抑える。

Braun Design  is environmentally friendly.

10 可能な限りデザインを抑制する

デザインは少ないほうが良い。なぜなら、本質的な面に集中でき、製品が余計なものを背負わないからだ。混じりけのなさ、シンプルさに戻れ。

Braun Design – Less is more

フランクフルト近郊にあるクローネンバーグのブラウン・ミュージアムのビデオツアーをみる

ブラウンミュージアムには過去から現在に至るまでのブラウン製品の偉大な歴史の内幕と興味深い事実が展示されています。
Braun museum - Coffee machines

私たちはより良い生活のために素晴らしい製品を生み出します- 今までも、現在も、そして将来にも。

1953年 | ブラウンファクトリー

ブラウンマルチミックスブレンダー

50年代はミルクセーキが欧米の定番商品として定着しましたが、この発展にこのマルチミックスが一部貢献しています。最新鋭のブレンダーで、工業レベルの効率で原料をカットし、取り外し可能なガラス製のミキシング容器が付属していました。これは、今日まで広く利用されている機能です。

Braun Multimix Blender – Braun Factory 1953

1957年 | ゲルト・アルフレッド・ミュラー

KM3/31

当時、大きな影響力を持っていたブレンダーやフードプロセッサーは家電製品の中で新しいカテゴリーを生み出しました。超小型化されたシンプルで使いやすいデザインは、当時の工業製品の中で最も影響力のある製品の一つとなりました。

Braun Food Processor

1963年 | ラインホルト・ヴァイス

KSM 1/11

これ以上にミニマルなデザインはない程のコーヒーミルです。細かく豆を挽くために唯一、ボタンを中央に一つだけ配置し、指でクリックするだけの簡単操作でした。

Braun Coffee Grinder

1963年 | ラインホルト・ヴァイス

HT 2

1963年に発売されたトースターHT 2は、パンを完璧な黄金色に焼き上げることができるトースターです。有名な芸術家リチャード・ハミルトンはスマートでシンプルなこのデザインに大いに触発され、彼の作品の一つはこれをベースに作られました。(作品名もまさに「トースター」)

Braun Toaster

1972年 | フロリアン・サイファート

KF 20

給水塔を模した垂直に積み上げられたデザインで、KF 20はアロマスターとして知られていました。その型破りな形状で瞬く間に認識されたこのコーヒーメーカーは、毎日の朝のフィルターコーヒーに利便性の高い機能を追加しました。 

Braun Coffee Maker Aromaster

1972年| ユルゲン・グロイベル、ディーター・ラムス

MPZ 22

この電動ジューサーは、シトロマティックとも呼ばれ、何十年もの間、世界中で信頼性が高く、信じられないほど簡単に掃除できるキッチンの定番製品でした。ブラウンがオリジナルデザインのアップデートが必要であると決定するまでに20年以上掛かったロングセラー製品です。

Braun Citrus Juicer

1981年 | ルートヴィヒ・リットマン

MR 6

より洗練されたMR 500の前身であるMR 6は、他の製品では扱えないような食品をブレンドすることができるという意味で、頑丈でタフな製品でした。ハンディブレンダーを完成させるための重要な足がかりとなった製品です。

Braun Handblender

1984年 | ハートヴィヒ・カルケ

KF 40

KF 20と同じデザインを受け継いでいます。このコーヒーメーカーは、ブラウンの定番プラスチックであるポリカーボネートではなく、コスト効率の良いポリプロピレンを使用していたため、ブラウン社内では賛否両論がありました。KF 40の表面を波型にすることで、素材の弱点を補い、ディーター・ラムスをも納得させるデザインとなりました。

Braun Coffee Maker

2016年 | マルクス・オルテイ、ルートヴィヒ・リットマン

マルチクイック 9

何倍もの大きさになりがちだった当時のブレンダーとは異なり、シンプルな手のひらサイズの「杖」にあらゆる機能を凝縮した万能フードブレンダーです。コンパクトでありながら強力という、新しい小型製品デザインを定義しました。

Braun Handblender
Braun Museum

ブラウンハウスホールドの歴史について

ブラウンハウスホールドの今日の成功は、優れた科学と細部まで考え抜かれた開発に満ちた会社の歴史に基づいています。始まりから今日までのブラウンの主要な作品をいくつか集めました。バーチャルブラウンミュージアムを訪れると、さらに多くのタイムトラベルとスリリングなオンライン体験が待っています。
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